母がいわゆる毒親で、その影響か私も妹もオドオドして暗い性格。
こんなこともできないなんてお前はダメな奴だ、死んじまえ、逆に生きてて恥ずかしくないの？などの暴言は物心ついた頃から浴びせられ続けてた。
勉強やスポーツを頑張っても、頑張れば頑張っただけ求められるレベルが高くなり、暴言を浴び続ける生活は変わらなかった。

その成果(?)か、姉妹揃って難関校と呼ばれるところへ入学したけど…勉強といえば「少しでも母に怒鳴られたり殴られたりしないよう頑張るもの」であって、自分の意思でやりたいことが何一つなかった。
志望校を決める際に「○○大学の△△学部で学びたい」という気持ちはあったけど、「○○大学は学費がかかるから駄目、□□大学はレベルが低いから駄目、××大学しか許さない」といった感じで全否定されて、幼い頃からそんなこと続きだったのでもう抵抗する気力もなかった。

学歴だけはあるし与えられた課題は真面目にこなすけど、自分の意思がない。とにかく無気力。会社で出世したいとかもない。
プライベートも、何をやっても「そんなもの恥ずかしい」と貶され続けてきたので、趣味らしい趣味もない。
何か新しいことを始めようにも、何かを楽しんで熱中してる姿を「みっともない」と言われたことが枷になって一気に気持ちが萎える。
収入はあるし生きていくには困らないけど、何も楽しいことがない。ひたすら無感動。無感動のクセしてちょっとしたミスで死にたくなるほど自分を責める。

最近になって、叔母(母の妹)もオドオドしてて自責思考が強くて、私や妹と性格がとても似てることに気付いた。
私自身が弱くて駄目なせいでこんな性格だとずっも思ってたけど、母という人物に幼い時分から関わり続けた人間はみんなこうなるのかな…
母を恨むとかそういう気力は沸かないけど、ただただ漠然と、違う親のもとに生まれていたら自分はどうなっていたのかな…とぼんやり考えてしまう。